平成24年3月11日(日)に歌人の馬場あき子さんをゲストにお迎えし、「災害にうたう」をテーマに昭和音大北校舎のラ・サーラ・スカラで開催しました。
昨年3月11日に東日本一帯を襲った地震。この震災から丁度1年。災害の中から生まれた様々な短歌を紐解き、日本人にとって歌とは何だったのかをホスト役の劇作家・演出家のふじたあさや氏が聞き出しました。
印象に残るのは、「普段歌を作らない人も大きな衝撃に遭遇すると歌を作り出す。自分を立て直すために作り出す。日本人のDNA内に歌が刻みこまれ、何かの拍子に出てくる。」五・七・五・七・七の持つ不思議なリズムである。